ファッション産業全体で持続可能な社会づくりを目指す

世界ではSDGsの実現を提唱し、日本政府でも環境省や消費者庁の行政機関でサスティナブルファッション特設サイトを立ち上げるなど、ファッションの大量消費を縮小し、良質な服飾製品を繰り返し永続的に着用することを推奨しています。これは、まさにクリーニング事業そのものを支援する環境がつくられてきているといえるでしょう。 しかし、このような社会環境の変化に対して、業界がアクションを起こす前に、既にアパレルメーカーや百貨店など流通小売業界が、新しいサスティナブルビジネスに取り組み始めています。 ファッションの持続といえば、クリーニングはもちろんですが、傷んだ製品のリペア(修繕)やリフォームも重要仕事です。 ●アパレルブランドのサスティナブル事業 アウトドアファッションブランドであるパタゴニアの日本のリペアセンターでは、年間に約2万件の修理依頼があるといいます。生地が破れたりファスナーが壊れてしま…





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