ウエットクリーニングの考察とウエービーシステムによる実用的方法

㈱オフィス毛利 代表 毛利春雄 現在の「ウエットクリーニング」と呼ばれる洗浄方法は、従来のシミ抜きの一手法とされてきたものとは異なり、ランドリーの手法から機械力(メカニカルアクション;圧縮・タタキ効果、摺動・もみ効果)を極力弱くして、水の洗浄効果を得ようとしたものです。 しかし、このウエットクリーニング、乾燥方法という表示は、繊維製品の水による処置を表現するには充分とはいえません。特に、ウエットクリーニングは、洗浄→乾燥→仕上げという一貫した処置の上に成り立っているので、将来的にはこのような表現方法がとられるべきではないでしょうか。このような表現方法を用いないと、ドライクリーニングして自然乾燥というような矛盾した表示が出来ることになります。(欧米ではドライのコールドマシンの使用は禁止されています。) また、実際にケアという面から見れば、仕上げにどのような影響を与えるか、また、多…





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