クリーニングで日焼け退色が目立ちやすくなる

どのような色であっても、紫外線を受けると徐々に退色していきます。それは、昔の写真や街角のポスターと同じです。 ◎油脂汚れが落ちると日焼けが目立ちやすくなります 外衣は、体を紫外線から守ると同時に、生地自身が紫外線を常に吸収しているともいえます。クリーニングすると表面の汚れ成分が落ちて色の差が鮮明になります。特に、大気中の排気ガスなどに含まれる油分が生地の表面を汚染している場合、全体に色の濃度が高くなっており、クリーニング後には、全体に退色が目立つようになります。また、紫外線は太陽などの自然光だけではなく、蛍光灯の光にも大量に含まれています。夏ばかりではなく、雪の反射による冬場の日焼けも強烈です。 ◎衿裏などの色と比較して見ましょう 「色あせしてるかも!」と感じたらラペル(衿)を裏返して、陰になっている部分と比較してみましょう。ラペルの無い製品は裏側など、光に通常当たらない部…





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