水洗によるブリードと汚染

表裏生地ナイロン100%のダウン製品であること、全体に水溶性の汚れが多いということから総合的に判断して、水系処理であるウエットクリーニングを実施したところ裏地よりの移染が発生しました。    この事故は、外観観察から裏地(濃色)に使用されたナイロン繊維から洗浄時に、表地(淡色)に溶出した染料が移染したものと見られます。 裏地と直接接触していた衿周り部分のダウン袋生地の全面にわたって、裏地からの移染が発生していることからも明らかであり、また、裾部分にも裏地から表地へのシミ出しが見られます。 当該製品のJISL0846水に対する染色堅ろう度試験の結果を見る限り、ナイロン汚染3-4級が評価されていることは、水(洗剤、石鹸等を含まない水分)に濡れただけで汚染が発生する可能性が高いということを示しています。また、石鹸液浸漬2時間試験においてはナイロン汚染2級という極めて低い評価となってい…





この記事は有料会員限定です。ログインまたは新規メンバー登録と利用料をお支払い頂くとお読みいただけます。
DB利用のみ登録希望の方 会費 : 800円/月(税別)

また、新規登録によって、一般社団法人日本テキスタイルケア協会研究会員への申込資格を取得することができます。

新規メンバー登録

ログインはこちら