はっ水加工と防水加工はどこが違う

雨の季節です。衣料と雨といえば、レインコートに代表される防水加工と雨に濡れても弾いてしまう撥(はっ)水加工が思い浮かびます。 ◎不通気性の防水加工 一般に防水加工といわれているものは、雨合羽のように生地の表面にゴムや合成樹脂などを塗ったもので、水も空気も通さないものです。防水性は高いのですが、ムレやすく風合いに難点があります。 ◎水を弾き通気性もあるはっ水加工 はっ水加工は、知っておくととても有効な加工です。加工剤の代表は、シリコン樹脂で、焦け付かないフライパンでおなじみのテフロン加工と同様の加工です。ミク口の樹脂か繊維1本1本の表面に付着するので、通気性もあり、素材そのものの風合いを変えることなく、水や油などを弾き、汚れも防ぎます。クリ―二ンクでも、この加工ができますので、スーツやコートなどには、是非この加工をしておきたいものです。…





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