色移りにご注意濡れた色柄物を重ねないで!

◎鮮やかな色のものは色落ちしやすいことがあります 衣類の注意書きには「色落ちすることがあります」と書かれているものがあります。本来の染色工程では、染色の後に、染めた色が落ちないように、余分な染料を洗い落とす工程と、染料と繊維の結合を強くするための定着工程があります。しかし、製造コストや色の鮮やかさを強調するために不十分な処理のものもあります。そんな製品は、水洗いや濡れただけで色が流れ出ることがあります。 家庭で洗濯するときは、色柄物は単品で洗い、決して濡れたままで他のものと重ねないようにしてください。それでも、洗った後は、色が薄くなります。 ◎濃色と淡色の組合せは色のしみ出しが目立つ 濃い色と淡い色や白地の組み合わされた製品では、色のしみ出しが目立ちます。黒い色の場合は、染料に含まれる青や赤色が出てくることもあります。…





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