綿・麻製品の保管中はカビにご用心!!

 綿や麻などの植物繊維には、カビが発生しやすいものです。 ◎皮脂や汗汚れを残しておくとカビが発生しやすくなります 汗の成分には、塩分が最も多く含まれていますが、これは湿気を吸い寄せる性質があるため、衣類が常に湿っぽい状態になりやすく、カビが発生する原因になります。 また、植物繊維に含まれるセルロースという成分が、カビを繁殖させる養分になるのですが、汗に含まれるタンパク質や皮脂汚れがあるとより一層カビが発生しやすくなってしまいます。 また、保管中の冬の間、石油やガスなどのストーブが大量の蒸気を発生させるため、クローゼットの中が結露しやすくなりますので、除湿剤などによる湿気対策が必要です。 ◎脱色や着色したり、破れやすくなったります。 カビは、特殊な酵素を出して繊維を分解するので破れやすくなります。また、染料を分解して脱色したり、黒や黄色などの色素がとれにくいシミになったりするので…





この記事は有料会員限定です。ログインまたは新規メンバー登録と利用料をお支払い頂くとお読みいただけます。
DB利用のみ登録希望の方 会費 : 800円/月(税別)

また、新規登録によって、一般社団法人日本テキスタイルケア協会研究会員への申込資格を取得することができます。

新規メンバー登録

ログインはこちら