暖房ガスによる変色やカビを防ぐ寒干しをしよう

 寒い冬の間は、エアコンだけではなくガスや石油ストーブによる暖房で、部屋を暖めますが、燃焼ガスはクローゼットの衣類の変色やカビの原因になることがあります。 ◎燃焼ガスには酸化窒素ガスや水蒸気が含まれます 石油ストーブなど燃焼する暖房器具からは、たとえ完全燃焼であっても必ず大気汚染ガスである酸化窒素ガス(NOx)や水蒸気が発生します。これらのガスや水蒸気が、クローゼットの中に侵入すると、その中に滞留して衣類の染料を分解することがあります。 ◎湿気も大敵だから晴天の日には虫干しを 水蒸気は温度の低いクローゼットの中で結露し、変色やカビの繁殖を促します。晴天の続く日の午前10時から午後3時までの間に、部屋の窓を開け放って陰干しをすると湿気が放散し、ガスによる変色やカビの発生を防ぐことができます。ポリ袋に入れたままの保管は絶対に止めてください。…





この記事は有料会員限定です。ログインまたは新規メンバー登録と利用料をお支払い頂くとお読みいただけます。
DB利用のみ登録希望の方 会費 : 800円/月(税別)

また、新規登録によって、一般社団法人日本テキスタイルケア協会研究会員への申込資格を取得することができます。

新規メンバー登録

ログインはこちら