大手紳士服企業のサスティナブルファッション
大手紳士服専門店では、SDGsという言葉が定着するかなり前から店頭での不要衣類の回収サービスを続けてきました。ただ、当時は下取りによる割引クーポンの配布など来店動機を作り出す販促施策の側面が強かったのですが、サステイナブルという面から、回収した衣料をリサイクルしたウール商品の開発にも力を入れています。 リサイクル素材を利用した製品を開発販売 青山商事は、お客様がより気軽にエコ活動に参加できる回収方法として、昨年秋からグループ全国726店でボックス「ウエアシフト」を設置しています。そして、回収した衣類などの一部をリサイクルした商品の開発販売を始めました。 リサイクリングボックス「ウエアシフト」を「洋服の青山」や「スーツスクエア」などに設置 衣類の製造過程で発生する落ちわたや切れ端などの残糸を再度繊維にした反毛に加えて、同社で回収したスーツなどの一部をリサイクルしたサステイナブ…
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