本物のドライなら口紅のついた紙でもきれいに洗えます

水に浸すとグチャグチャになって、形も風合いも変化してしまうティッシュペーパー。それも繊維製品です。でも、ドライクリーニングで洗えば、形も風合いも変わりません。 ◎自然の繊維はほとんどが水分を吸収します 綿や麻、絹や羊毛などの天然繊維だけでなく、植物繊維を原料にしているレーヨンやアセテートなどの化学繊維も、湿気や汗を吸収するように、水に浸すと水分を吸収してふやけて、形や風合いを変えてしまうという性質があります。 ◎デザインや風合いのためのドライクリーニング ドライクリーニングは、19世紀中頃、フランス貴族の衣裳のために考えられたという言い伝えがあります。ドライクリーニングは、水ではない溶剤というもので洗うので、繊維がふやけることがなく、デザインや風合いを大切に仕上げることができるのです。まさに貴族のための贅沢な洗い方なのです。…





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