ポリ袋に入れたまま保管しているとカビの被害が心配

クリーニング店から納品するポリ袋は、仕上がり品が移動中に汚れたり、他の衣類と接触させたりしないための運搬用のものです。 ◎仕上がり品は必ずポリ袋から取り出して保管 ポリ袋に入れたまま保管すると、通気性が悪くなって、湿気がたまってしまうことがあります。ウールや綿などの天然素材製品の場合、湿気を吸うと繊維そのものがカビの養分になり、汚れが無くてもカビが繁殖してしまいます。カビの菌糸は、繊維を分解して吸収してしまいますから、取り返しの付かないことになります。また、染料を分解する酵素を出して変色の原因になったり、カビの色素が染みついてシミになったりします。 ◎汚染ガスが溜まって退色の原因になることも 通気性のないポリフィルムですが、大気汚染の原因になる窒素酸化物を良く通し、綿や麻、レーヨン製品の変退色の原因にもなります。…





この記事は有料会員限定です。ログインまたは新規メンバー登録と利用料をお支払い頂くとお読みいただけます。
DB利用のみ登録希望の方 会費 : 800円/月(税別)

また、新規登録によって、一般社団法人日本テキスタイルケア協会研究会員への申込資格を取得することができます。

新規メンバー登録

ログインはこちら