皮脂汚れが保管中に黄バミに

 脂取り紙を肌につける。窓ガラスに手を触れる。それだけで皮脂がべったりと付いてしまいます。特に冬は皮脂の分泌量も多く、衣類にはたっぷりと皮脂汚れが染み付いています。 ◎冬物衣類を汚れたまま保管していると危ない 寒い季節には、皮脂の分泌が多くなり、夏物衣類の約1.4倍の皮脂汚れが衣服についてしまうといわれています。冬物衣類に付いた皮脂汚れは、はじめのうちは無色で、徐々に繊維の奥に浸透していきます。梅雨の時期や夏場の高温多湿な条件で保管されると、皮脂は酸化されキバミとなります。 ◎皮脂は酸化するとドライクリーニングで落ちにくくなる 皮脂汚れは油性ですから、ドライクリーニングで落とすことができます。しかし、酸化してしまうと、変質してドライクリーニングで落とせなくなってしまいます。汚れたままの冬物衣類は、急いでクリーニングに出してください。…





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