ウエットクリーニングは水洗いとは違う事を確認

連日異常気象とも言われるほどの記録的な猛暑が続いています。 日本の夏は、ヨーロッパやアメリカなどのファッション先進国と違って、ジットリとした蒸し暑い夏になります。湿度と気温との関係は、発汗に大きな影響があることが知られています。 地中海性気候のように気温が高くても、湿気がなければ汗をかくことがありませんが、東アジア地域の夏のように、気温と湿度が同時に高くなると汗をかきやすくなります。汗を大量にかく人の衣類の場合、濃色の生地の表面に白い塩が吹いた状態になることさえあります。 このような衣類であっても、一般にクリーニングに出されるものには、水洗い禁止の表示が付けられています。 この表示は、水洗いした場合、①変形(型崩れ)が起こる。②染料が流失して変色する。③風合いが変化する。④光沢が消失する。といった危険性があることを意味しています。 しかし汗汚れ…





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