プリーツのお話し-2

2.マシンプリーツ  ハンドプリーツが、裁断した生地に加工するのに対して、マシンプリーツは、反物のままでも加工できる加工方法です。プリーツの形を機械で調整して、2本の熱ローラーに通しながら多様なヒダをつけることができます。 加工された生地は、ハンドプリーツ加工品などと同様にスチームセッターといわれる装置の中で、真空に近い状態にし、マシンプリーツの場合は乾熱180~190℃、ハンドプリーツの場合は湿熱115℃で、約30分間セットされて仕上がります。 プリーツを固定させるためのスチームセッター  プリーツの耐久品質は、主にこの工程が適切かどうかで決まるといえます。 マシンプリーツでは、マジョリカプリーツなどと呼ばれる細かな柄の規則的なヒダがつけられます。またヒートローラーに、2度3度と繰り返し通すことによって、より複雑なプリーツを作ることもできます。 しかしハン…





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