冬物を洗わずに保管すると夏に大切な衣類が傷みます

冬は肌が乾燥しやすいため、夏よりも皮脂の分泌量が多いといわれています。皮脂は付着したばかりでは目立ちませんが、洗わずに保管していると色々なトラブルの原因になります。 ●カビは変色や脱色の原因になります 空気中には、常にいろんな種類のカビの胞子が漂っています。「カビの4大成育条件」と言われる、温度(20~25度)・湿度(80%)・酸素・栄養が揃うとカビ菌は、どんなこところでも繁殖します。衣類についたカビは、繊維の中に根を食い込ませ、繊維を分解して養分とするのです。 絹や毛のようにタンパク質でできている繊維は、それ自体がカビの栄養になりますし、食べこぼしや皮脂などの成分はカビにとって絶好のご馳走で、綿やポリエステルにも生えます。カビには、緑や黄色、青、黒などの色々な色がありシミや変色の原因になります。生地が養分として分解されますから穴あき、破れの原因にもなるのです。 …





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