海外通販商品のトラブル多発
インターネットやツイッターなどのSNS広告による海外製品のファッション購入が急増しています。この問題点は、消費者が直接海外の販売業者に注文することによって、日本工業規格に準拠していない品質の製品が、消費者によって直輸入されてしまうことです。これに伴いクリーニングトラブルが急増しています。 ●耐クリーニング性の低い製品が低価格で人気 SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)利用者の多いZ世代などの若年層に人気の中国ブランドのトラブル事例が、商業クリーニングばかりではなく、一般家庭での洗濯でも発生しています。ネット通販以前のリアル店舗での購入であれば、販売者の所在は確認でき、問題があれば直接交渉できますが、ネット通販の場合困難です。 ●海外販売拠点製品に国内法は適用されない 総務省統計局の資料によると、2002年10%程度だったものが2019年には70%に近づいており、ネットショ…
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