夏のアイテム浴衣(ゆかた)の知識

コロナ禍で、例年のように花火大会や盆踊りに人が集まることは難しいですが、やっぱり夏の装いの浴衣(ゆかた)を着ると涼しく楽しい気持ちになります。 ●湯上りに着る部屋着からカラフルで華やかなおしゃれ着に 浴衣の起源は、平安時代の蒸し風呂に入るときに用いた麻のきものといわれています。江戸時代には湯につかる風呂が庶民にも広まり、湯上りに御水分を吸収させる綿のものとして広まりました。 昭和の中頃までは寝巻としてのイメージが強く、今でも、ホテルでは室内以外での着用を禁じている場合が多いようです。 男性用と女性用では、構造が違います。女性用には両脇に身八つ口という開いた部分がありますが男性用にはありません。また、女性用は長めの見頃をたくし上げてはし折ってきますが、男性用はそのまま着ます。 きもの全般と同じく、衿合わせは右の見頃を内側に、左見頃を上にかぶせるようにします。 浴衣のたたみ方 …





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