衣類のカビ対策

養分を吸収して成長する真菌類であるカビの種類は約70,000種類以上もあるといわれており、日常的に空気中に浮遊しています。 特に湿気と気温が高くなる梅雨の時期には、繁殖が活発になりますから、お客様に適切なアドバイスをしましょう。 ほとんどの真菌類は、①温度20℃~30℃、②湿度70%以上、③酸素、④栄養(動物タンパク、植物繊維素など)の条件が整えば、どんなところでも活発に繁殖するといわれています。  カビは、栄養になる毛繊維や綿繊維などに酵素を出して分解し、養分として吸収して成長します。 特に綿のコートやジャケットに発生しやすいですから、ポリ袋を掛けたままなど湿気のたまりやすい状態にしておけば、クリーニング後であろうと、繁殖し染料を分解して脱色事故になったりする場合もあります。 【カビ対策】 ①除湿剤を利用する ②乾燥した日にクローゼット内を換気する ③詰め込みすぎない。 …





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