大量廃棄のファッション!世界が考え直す時に

ファッションと言えば「流行」という訳語からも言えるように、ひたすら新しいものを求めて、過去のものを捨て去るという傾向があります。 英国の高級ブランド「バーバリー」が、昨年度だけで約42億円分もの衣料品や香水などを大量廃棄したと7月に報道され、批判が集まっていました。 ファッションビジネスに対する社会的批判が強まる中、ファッションという考え方そのものに方針転換が迫られています。 2018年10月4日付け読売新聞朝刊 ●バブル期からクリーニング需要は60%もダウンしたが流通衣料品は倍増している 今日まで、ファッションは大量に生産し、大量に廃棄する産業として成長してきました。日本国内に流通している衣料品は約40億点(2016年、経済産業省調べ)とバブル期より倍増していますが、衣料品を含む繊維製品のゴミの量は約121万トン(15年度、環境省調べ)に上っています。クリーニング総需要は、バブ…





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