持続可能なファッションのために

●テキスタイルケア需要は良品の復元・持続のために クリーニングとテキスタイルケアの違いをよく問われますが、根本的に目的が違っています。クリーニングは、業法にも記述されているように汚れを落とし清潔を求めるものですが、テキスタイルケアは、繊維製品の素材や加工の状態を診断し、本来の品質に復元する処理です。一般社団法人日本テキスタイルケア協会が平成27(2015)年に経済産業大臣及び厚生労働大臣に対して、クリーニング業の業態に関する照会を行ったことに対する回答として、経済産業省公表では「繊維製品の品質維持・復元技法に係る取扱いが明確になりました」という見出しで「厚生労働省及び経済産業省で検討を行った結果、照会のあった①衣類整形仕上げサービス、②衣服染色サービスについては、『洗たく物の処理』を含まない繊維製品等への加工処理サービスのみが提供されることから、クリーニング業法第2条の『クリーニング業』…





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