花粉症と衣生活との意外な関係

 今年のスギ花粉の飛散量は、地域によっては昨年の10倍以上になると予測されています。衣生活でも、花粉を家庭に持ち込まないための対策が必要です。 ◎洗濯物を外干しすると花粉が付きやすい 屋外に洗濯物を干しておくと、空気中を漂う花粉が付きます。濡れた状態で付いた花粉は、乾いた後で叩き落そうとしても80%以上の花粉が残留するという試験結果があります。外出など乾燥した状態で付いた花粉は、逆に80%以上を叩き落とすことができるということです。ですから、帰宅したら玄関先でブラッシングすると効果的ということになります。 ◎ウールには綿の約10倍の花粉が付く 環境省のマニュアルでは、繊維の種類によっても花粉の付く量に差があるとしています。これによると、綿を100とした場合、化繊は180、ウールは980ということです。家庭で洗えないウール製品は、頻繁にクリーニングすることが花粉症対策になります。…





この記事は有料会員限定です。ログインまたは新規メンバー登録と利用料をお支払い頂くとお読みいただけます。
DB利用のみ登録希望の方 会費 : 800円/月(税別)

また、新規登録によって、一般社団法人日本テキスタイルケア協会研究会員への申込資格を取得することができます。

新規メンバー登録

ログインはこちら