生地は消耗しています

当然のことながら、衣料に生命はありません。病気やケガをしても回復力のある生き物と違って、衣料は傷つき消耗して、悪くなる一方です。汚しすぎたり、いためつけたものは、元どおりにはなりません。 ◎シミや汚れが定着したら シミや汚れも、長時間放置したり、高熱をかけることなどによって、染めたように繊維に染着してしまうことがあります。このような状態のものを落とそうとすれば、生地に無理がかかり、傷めてしまうことになるのです。 ◎カビなどは繊維を侵します カビは植物のように生地の中に根(菌糸)をはります。この根は、繊維に食い込み分解してしまいます。 ◎クリーニングは長持ちのもと あまり汚れがひどくならないうちに、クリーニングに出していただければ、衣料に無理がかからず、奇麗に仕上がります。…





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