紫外線に強い衣生活を考えよう

 強い日差しに含まれる紫外線は、皮膚に悪影響を与えます。衣類の素材と紫外線について考えてみましょう。 ◎ポリエステルなどの化学繊維は紫外線カット率が高い 資生堂リサーチセンターが、繊維素材の紫外線カット率を調べたデータがあります。これによると、綿68%、絹84%、麻56%、ポリエステル90%、レーヨン96%となっており、天然繊維では絹が最も高く、化学繊維はそれ以上に高いカット率となっています。ノースリーブや水着の時は、ポリエステルの色柄物のショールを肩にかけると良いでしょう。また、最近は、UVカット機能のある生地を使用した衣類も開発されています。 ◎染料や加工も紫外線でダメージを受けます 濃い色ほど紫外線カット率が高くなりますが、紫外線で染料が分解されてしまいますので、陽の当たる部分は、色あせてしまうことになります。…





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