汚れたまま保管すると汚れ成分が変質してしまう

◎一度でも着用した衣類には見えない汚れ… 一度でも着用した衣類には、皮脂と呼ばれる手や衿の皮膚の脂肪が生地に浸透しています。また、スープや飲料の飛び跳ねも付いていることがあります。 皮脂や焼酎サワー類などは、付着しても、しばらくは透明で目には見えません。 ◎夏季の高温多湿な保管中に化学変化が起きる 皮脂などの油性の汚れは、包みから取り出したオフホワイトのバターの表面が濃い黄色に変色のように、また果汁などは、りんごの切口が黄褐色になるように、酸化などの化学変化で有色のシミになります。焼酎サワーなどのように糖類が含まれた飲料は、長期間の保管中に砂糖液を煮詰めた時のようにカラメル化と言われる濃い茶色に変色していきます。 クローゼットにある秋冬に一度でも着用した大切な衣類のクリーニングをお勧めします。…





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