カーテンの光退色
2枚一対のカーテンをクリーニング後、両開きの中央が幅約10cm程度のタテ帯状に退色していることに気づきました。 カーテンを掛けた際に両開き中央の部分が帯状に退色していることについて、他の各部分との色差を視覚的に対比してみました。 まず、生地表の退色部分である端中部は、他の表部分に比較して退色していますが、上部に行くにしたがって、色は濃く、最上部では他の表部分と変色は見られません。また、退色の特徴として、カーテンの端から最初の折山に沿って、上から下に向かってグラデーション状に退色が発生しています。 次に、退色している端部の裏側を他の生地裏と比較してみると、表が退色しているのとは逆に、他の生地裏側よりも退色が少なく見えます。 以上からこの現象は、裏側上方からの光による退色であるといえます。全体を漬け込むクリーニング洗浄工程では、生地の片面だけに影響を与えることは…
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