ボンディング加工コートのだぶつき

ボンディング加工品の接着劣化による部分剥離 コートはボア付きのもので、表地の裏側とボア部分の基布になっている部分が接着されたボンディング加工製品です。 ドライクリーニング(石油系)を行ったところ、フード部分を除き、コート表面に空気が入ったようなシワができました。 「何度かクリーニングに出しているが、このようになったのは今回が初めてだ。クリーニング方法に問題があったのではないか」とクレームになりました。着用期間は約4年といいます。 この原因は、長期における着用・クリーニング・保管において接着条件の劣化が進み、部分剥離を起こしたものと考えらます。 今回のクリーニングの熱、圧、物理作用等は、通常の範囲のものであり、特に過酷な条件であったとは考えられません。 また以前のクリーニングでは、接着条件の劣化には至っていなかったのでしょうか。 織物構造の内、二重の接着条件が徐々に劣化…





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