ポリエステル生地のソフトな風合いのブラウスで、脇の下から上腕部にかけて、生地が凸凹になり、ついには穴があいてしまうブラウスが出回っています。 ◎無理な加工で糸が動きやすくなったのが原因 この製品は、生地を織り上げた後、薬 […]
◎蛍光増白剤という白い染料 ウールやシルクなどのタンパク質系の繊維は、本来黄色みを帯びています。また、ポリエステルなどの合成繊維であっても、染色される前は、半透明で黄色みを帯びています。これらの素材を鮮やかな、輝くばかり […]
数年前から「テンセル」という商品名の素材が婦人服を中心に使われるようになっています。 ◎ジーンズ調やカジュアル衣料に普及 「テンセル」は、衣料品に付いている組成表示では、「繊維素繊維」となっています。原料は、レーヨンなど […]
雨の季節です。衣料と雨といえば、レインコートに代表される防水加工と雨に濡れても弾いてしまう撥(はっ)水加工が思い浮かびます。 ◎不通気性の防水加工 一般に防水加工といわれているものは、雨合羽のように生地の表面にゴムや合成 […]
◎カビは小さな植物のようなもの カビは、真菌といわれる微生物ですが、きわめて小さな植物だと思った方がわかりやすいのです。植物と同じように根があり、茎が枝別れして、その先に種を実らせます。根や茎に当たる部分を菌糸といい、種 […]
◎上下で変化が出ないようにしましょう スーツやアンサンブルなどの揃いのものは、必ず一緒にクリーニングに出してください。クリーニングによる多少の風合いや色合いの変化は避けることができないからです。別々に出すと、上下の印象が […]
◎接着樹脂剤がシミ出してくる 最近ワイシャツやブラウスなどで、クリーニング後に黒い班点状にシミの出るものが増えています。襟やカフスの部分に多く発生するのですが、これは接着芯地によるものです。生産工程の合理化のために、合成 […]
ストーブで生地が焼け焦げたり、熔けたりしてしまうことがあります。特に後ろ向きにあたっていると、その時には気がつきにくいからでしょう。 ◎ドライクリーニングではアイロンの焦げはない クリーニングの後に見つかる焦げというと、 […]
和服を着たときも、ボディコンの時と同じように活発に歩いたり、動いたりしてしまうことはありませんか? そのたびに、和服はいたんでしまっているのです。 ◎内股で歩くというのは衣生活の知恵 和服を着た時、おばあちゃんに「外股で […]
ウインドブレーカーやコートなどで、生地の表面を樹脂で覆ってある製品があります。 表示タックを見ると、「表地:ポリウレタン○○%」などと記されています。 ◎生地表面のコーティングや伸縮素材に使われる 皮革の感じやテクノっぽ […]