国際表示(*2)は家庭での乾燥機使用禁止

いろいろな分野で「国際標準」という言葉が使われていますが、繊維製品にも国際標準化が進んでいます。現在のJIS取扱絵表示は、日本独自のものですが、経済産業省では、早ければ年内に世界共通の絵表示に統一する準備を進めています。 ◎日本の絵表示にはない家庭用乾燥機 最近では、家庭洗濯でも1台の機械で、洗濯から乾燥まで一貫して行う洗濯乾燥機が普及してきました。現在のJISの絵表示が作られた頃は、家庭乾燥機というものがほとんど無かったので、このことに関する絵表示がありません。海外ブランド商品に付いている表示では(*1)が家庭乾燥機使用可能という表示で、(*2)は家庭乾燥機を使用してはいけないという表示です。 ◎ドライクリーニングは乾燥工程までを含んだ表示 (*3)などの○でかこまれたものは、ドライクリーニングの表示ですが、これは国際的に機械での乾燥工程を含んでいて、機械乾燥可能という意…





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